どもども、びーんです。
最近、在宅ワークでコーヒーを飲む方が多くなり、わたしの周りでも自分で焙煎してコーヒーを飲みたいという方が増えていますね。
コーヒーを焙煎するには、焙煎機を使用するのですが、フライパン、直火式の回転式焙煎機などたくさんあります。今回は初めて焙煎する方に、家庭で使えるオススメの焙煎機について紹介します。
こちらの短い記事を読んでいただけるだけで、家庭で扱いやすい焙煎機を知ることができますので、ぜひ最後までご覧ください。
それではよろしくお願いします!
結論:家庭で使えるオススメの焙煎機は、【GeneCafe・家庭用コーヒー焙煎機】
最初に結論をお伝えしますと、初めて焙煎する方に、オススメする家庭用コーヒー焙煎機は、GeneCafe(ジェネカフェ)です。
GeneCafe(ジェネカフェ)のメリットは、「全自動なので焙煎で疲れない」「焼きムラが少なく、狙った焙煎度に仕上げられる」「チャフが回収されるので、掃除がラク」「火を使わないので安全」です。
一方、「狙い温度までのアイドリング時間がある」「ハゼの音が聞き取りにくい」というデメリットがありますが、事前に余熱を与えることで大きく改善できます。(メーカー推奨の使い方ではないので、自己責任でお願いします)
では、詳細について解説していきます。
【GeneCafe・家庭用コーヒー焙煎機】とは?
GeneCafeのスペック
GeneCafe(ジェネカフェ)の外観はこちらになります。普通にカッコイイです、わたしはブラックを買いましたが、レッドは映えそうです。
GeneCafeのスペックは下の表のとおりです。
- 攪拌方式:捻り回転方式(輻射熱)
- 冷却方式:常温強制送風方式(約10分60℃)
- 加熱方式:間接熱風方式(6秒~30分/6秒単位)
- 温度調節:60~250℃電子温度制御機/1℃単位
- 製品重量:5.5Kg
- 電源:AC100V/1300W
- ドラム:材質:耐熱強化ガラス(PYREX)、容量:最大250g
- 動作音:65dB
- 製品寸法:90×243×229(mm)
一方、GeneCafeは耐熱ガラスの焙煎機になっており、チャフが外に出ることはないです。また、チャフを回収する機能が備わっているため、大半のチャフはそこに溜まります。回収されたチャフは、こちらになります。ちなみに、焙煎するコーヒーの品種によっては排気口から少しだけチャフが出ますが、ほんの少しだけです。わたしが焙煎したときは、これくらい出たくらいです。豆の種類によっては全く出ないときもありました。コストと毎回の掃除の手間を比較して、焙煎機を選ぶのが良いと思います。わたしの場合は、毎回の掃除がめんどくさすぎて、手網→回転式→GeneCafeと行きつきました。
GeneCafeの特長
3D回転式コーヒー焙煎機「GeneCafe」は、コーヒーの生豆を焙煎機に投下後、焙煎温度・時間を設定すれば、自動で豆を混ぜて焙煎完了後に冷却をしてくれる焙煎機になります。コーヒー初心者に「GeneCafe」をおすすめするのは、以下の理由になります。
せっかくいい豆を買っても、焙煎がうまくいかず、焼きムラだらけだったらイヤですよね。GeneCafeでは、ユーザーが決めるのは焙煎温度と焙煎時間のみで、あとは「自動で混ぜながら焙煎」「焙煎後の冷却」もしてくれます。そのため、初心者が手網や回転式の焙煎機を使った場合よりも、コーヒーの焙煎ムラがかなり少なくなります。職人的な方で毎回おなじ混ぜ方や熱の当て方ができればよいのですが、初心者にはなかなか難しいです。ムラを無くすように焙煎スキルを上げていくのが好きな方は手網や回転式、そうでない方はGeneCafeがおすすめです。焙煎機は透明な耐熱ガラスのため、豆の状況も確認しやすいので、豆が爆ぜる音と合わせて確認することで、浅煎り・中煎り・深煎りといった狙いの焙煎度にすることができます。焙煎途中に、温度や時間の変更も可能なので、状況に合わせて微調整が可能です。
わたしがはじめてGeneCafeを使って焙煎しても、自分好みの中深煎り(フルシティロースト)にムラなく焙煎をできました。焙煎後の豆は飲みましたが、めちゃくちゃおいしかったです。自分で焙煎した豆は格別ですね!初心者の方でもうまく焙煎できるように、レシピなどをこちらに載せています。ぜひ参考にしてみてください。
【GeneCafe・家庭用コーヒー焙煎機】の使い方
電源コンセントを差す
まずはコンセントにプラグを差します。付属の用紙にも書いてますが、延長コードの使用は禁止ですので、壁のコンセントに直接差します。わたしは焙煎時はほかのコンセントは使わないようにしてます。
電源スイッチをON
青いほうのボタンを押すと、電源が入ります。
焙煎温度を設定
赤いボタンのダイヤルで焙煎温度を決められます。最終的な狙いの焙煎温度を決めます。焙煎中も変更できますので、焙煎状況に応じて時間の短縮・延長に対応できます。
焙煎時間を設定
青いボタンのダイヤルで焙煎時間を設定します。小数点第1位までで設定できます。焙煎温度と同じく、焙煎中も変更できますので、焙煎状況に応じて時間の短縮・延長に対応できます。
【GeneCafe・家庭用コーヒー焙煎機】を使ってみた感想
良かった点
全自動なので、焙煎で疲れない!
手順にも書きましたが、豆を投入して焙煎レシピを決めたら、あとは勝手に焙煎してくれるので、めちゃくちゃ楽です。わたしも昔やってましたが、フライパンなどの手動焙煎だと、付きっきりで頻繁に豆を混ぜる必要があって意外と大変です。GeneCafe(ジェネカフェ)の場合、焙煎中に他のことができて、忙しい方にはオススメです。
焼きムラが少なく、狙った焙煎度に仕上げられる!
実際にコーヒー豆ド定番のブラジルNo.2を焙煎してみました。豆は下のものを使っています。
焙煎した結果がこちらになります。
16分で焙煎し、取り出したところ、全く焼きムラがないフルシティロースト(深煎り)になりました。
チャフが回収されるので、掃除がラク!
個人的には、GeneCafe(ジェネカフェ)に搭載されているチャフコレクターが一番満足度高いです。チャフ(渋皮)を回収してくれる機構のおかげで、焙煎後の掃除がめちゃくちゃ楽です。こちらが実際に200g焙煎したときに出たチャフです。
チャフコレクターがないと、このチャフが部屋中に舞うと思うとゾッとしますよね。一人暮らしであれば、まだよいですが、他の方と住んでいる方はケンカの原因になるので、こちらの機能をつけた焙煎機を使用するのが良いです!
火を使わないので安全!
火を使った焙煎機の意外な盲点ですが、チャフが火の粉みたいに舞うんですよね。焙煎しながら、間違って引火したら大変だなと思いました。鉄板みたいなので囲めばいいのかもしれませんが、わざわざ用意するのも面倒ですし、大掛かりになってコストもかかってしまいます。GeneCafe(ジェネカフェ)のような熱風式かつドラム式だと、火の粉が飛ばなく家の中でも安心して利用できます。
惜しい点
狙い温度までのアイドリング時間がある
当たり前ですが、普通に焙煎を開始すると、0℃から徐々に温まるため、始めの5分くらいは狙いの温度に達しないです。そのため、GeneCafeでは焙煎時間が長くなります。一般的に、焙煎時間を短く、すなわち初めから高温でコーヒー豆を焙煎した方が、焙煎後数週間の香りの強さなどは強くなる傾向らしい。香りの強さは私が大事にしているところなので、このギャップは改善したいところです。
ハゼの音が聞き取りにくい
1つめの「狙い温度までのアイドリング時間がある」に関連しますが、高温で一定で焼かないせいか、ハゼの音が聞き取りにくいですね。特に二ハゼのチリチリ音が煙とコーヒーの色から判断しなければいけないです。
【GeneCafe・家庭用コーヒー焙煎機】に余熱を与えて焙煎した結果
以下はメーカーが推奨する使い方ではなく、著者のオリジナルの使い方なので、実施する際は自己責任でお願いします。
余熱を与える
高温で短時間で焼いてコーヒーの香りを最大限に引き出すために、狙い温度までのアイドリング時間をなくすことにしました。どのようになくしたかといいますと、最初に豆を淹れない状態で、4~5分ほど空焼きする方法でなくしました。焙煎する前に、焙煎機に余熱を与えることで狙いの温度に近づけます。これでアイドリング時間が70%くらい低減できました。
豆を投入する
余熱が与えたら、クールダウンモードに入る前にGeneCafeを強制終了。その後、コーヒーの生豆を投入します。
通常通り焙煎する
生豆を投入後は、通常通りのレシピで焙煎。
ハゼる音は聞こえるのか?
余熱を与えない方法よりも余熱を与えた方が、1ハゼ、2ハゼともによく聞こえます。煙とコーヒーの色に加えてハゼ音も聞き取れるようになり、焙煎のコントロールも以前よりしやすくなりました。
まとめ
最後までご覧いただきまして、ありがとうございます。
今回は初めて焙煎する方に、家庭で使えるオススメの焙煎機について紹介しました。これまで色々な家庭用コーヒー焙煎機を使いましたが、「GeneCafe(ジェネカフェ)」が一番使い勝手が良いので、予算が許す方はぜひご購入検討してみてください。
続きを見る
また、もっとGeneCafe(ジェネカフェ)について知りたいよ!って方は、下の記事で焙煎の様子を紹介してますので、ぜひご参考ください。
参考【抜群の安定感】コロンビア・スプレモのフルシティロースト(深煎り)の焙煎レシピを公開!
それではー!!!