【レビュー】デロンギ KG366Jはエスプレッソ好きに最高の相棒!実際に使ってわかった魅力と注意点

Q. デロンギのKG366Jって、エスプレッソ用に本当に向いてる?
A. 実際に筆者も使っていますが、エスプレッソに向いています!非常に細かく挽けてクレマもしっかり。ラテアートにもぴったりのグラインダーです。
「エスプレッソ用に、きめ細かく挽けるミルが欲しい」
「自宅でもお店のようなラテアートがしたい」
「でも、静電気や粉の飛び散りは勘弁して…」
そんな悩みを持つ方におすすめなのが、デロンギのコーヒーグラインダー「KG366J」。
この記事では、実際に使ってわかった魅力や気になる点、他のグラインダーとの違いまで、リアルな目線でまとめました。
KG366Jの基本情報と特徴
- 挽き方:コニカル式(低速回転で摩擦熱を抑える)
- 粒度設定:16段階(極細挽き~粗挽きまで)
- 容量:豆最大350g、粉140g
- サイズ:約W155×D255×H385mm
- 豆の自動投入/タイマー機能あり
KG366Jの最大の特徴は、16段階の粒度調整ができること。特に「極細挽き」の調整幅が広く、エスプレッソマシンとの相性をとことん追求したい方にはぴったりです。摩擦熱を抑えた低速回転のコニカル式ミルを採用しているため、風味を損なわずに均一に挽くことができます。
外観もスタイリッシュで、キッチンに置いても存在感があり、見た目から「いい道具感」が伝わってくるのも個人的に気に入っているポイントです。
実際に使って「ここがよかった!」
✅ エスプレッソに最適な細かさで挽ける
筆者はラテアートを楽しむためにエスプレッソ抽出をよく行いますが、KG366Jは非常に細かく、かつ均一に挽けるため、毎回しっかりとクレマが出ます。以前はなかなか安定しなかった抽出も、このミルに変えてからは味や濃度がブレにくく、ホームバリスタとしての満足度が一気に上がりました。
また、細かさの段階調整がしっかりしているので、「今日は浅煎りだから少し細かめ」「深煎りだから気持ち粗め」など、焙煎度によって変えることもできて、豆のポテンシャルを引き出せている実感があります。
✅ 粉が飛び散らない設計が地味にありがたい
受け皿部分が引き出し式になっており、挽き終わった後に粉が飛び散りにくい構造になっているのも嬉しいポイントです。静電気で粉が舞い散って掃除が大変…というストレスが激減しました。筆者のように「使うたびに毎回掃除は面倒」という方にとって、この点は非常に重要です。
✅ 均一な粒度で味が安定する
安価なミルだと、粒のばらつきや微粉の混入で抽出にムラが出やすいですが、KG366Jはその点も非常に優秀。エスプレッソだけでなく、ドリップでも「え?こんなに味が変わるの?」と驚くほど、雑味が減ったように感じました。
気になった点・注意すべきこと
- 音はやや大きめ(朝の静かな時間帯は気になるかも)
- フレンチプレスなど極粗挽きにはやや不向き
音に関しては、これはある程度どのミルでも同じですが、KG366Jはモーター音がしっかりしており、夜間や早朝に使うと家族が起きてしまうことも。使用時間は少し気を遣った方が良さそうです。
また、極細~中挽きあたりは得意ですが、粗挽きに関してはやや均一性に欠ける印象。ペーパードリップやエスプレッソには最適ですが、粗挽き派の方は別のミルと併用するのもアリかもしれません。
他のグラインダーと比較すると?
商品名 | 特徴 | 向いている使い方 |
---|---|---|
DeLonghi KG366J | 微粉〜細挽きが安定、静電気少 | エスプレッソ・ラテ系 |
カリタ ナイスカットG | デザイン◎、金属刃で粒度安定 | ドリップ全般 |
ボダム BISTRO | 軽量で扱いやすい、手入れも簡単 | ドリップ全般・フレンチプレス |
KG366Jは“エスプレッソ中心”の設計になっている印象。ドリップメインで使いたい人には他モデルも検討対象ですが、「自宅で本格エスプレッソを楽しみたい」人にとっては、価格以上の満足感があります。
こんな人におすすめ!
- 家庭でエスプレッソやラテを本格的に楽しみたい人
- クレマをしっかり出したい人
- 粉が飛び散らない清潔なグラインダーを探している人
- 挽き具合をしっかり調整したい人
- コーヒーの味にこだわりたい、毎日の一杯に妥協したくない人
まとめ|KG366Jは「エスプレッソ愛好家」の心強い味方!
KG366Jは、エスプレッソ用に特におすすめしたい本格派グラインダーです。粒度の調整幅が広く、クレマがしっかり立ち、粉の飛び散りも抑えられるので、自宅でもカフェのような一杯が楽しめます。
「家庭用だけど、味には妥協したくない」「きれいなラテアートを描きたい」「掃除の手間も少なくしたい」…そんな方にとっては、まさに理想の1台。毎朝のコーヒータイムが、ちょっと豊かに、ちょっと楽しくなる——そんな製品だと感じています。

