【レビュー】カリタ ナイスカットG(ブラック)は“映えて美味しい”!ハンドドリップ派に刺さる1台

Q. ナイスカットGって、家庭用に向いていますか?
A. 実際に筆者も家庭用で愛用しています!味・香り・デザインすべてで満足度が高く、ハンドドリップ派には間違いなくおすすめです。
「コーヒー、もっと楽しみたい」と思ったら
「毎朝のハンドドリップを、もっと特別な時間にしたい」
「雑味が少ない、香りの立つ粉で淹れたい」
「せっかくなら見た目もかっこいい道具で揃えたい」
そんな欲張りな人にこそおすすめなのが、カリタのナイスカットG(ブラック)。
筆者自身も日々のドリップに愛用しており、その美しいデザイン・安定した粒度・挽いた瞬間に広がる香りに惚れ込んでいます。この記事では、その魅力と気になる点をリアルな目線で紹介していきます。
ナイスカットGってどんなミル?
- メーカー:カリタ(Kalita)
- 刃のタイプ:カット刃(鋭角構造で均一性◎)
- 粒度設定:無段階(ダイヤル式)
- カラー:ブラック(赤ロゴ×カタカナ表記が映える)
- 定格:100V、120W、定格時間5分
ナイスカットGは、カリタの中でも長年愛されている定番ミルの一つ。プロユースでも評価される安定した粒度と、飽きの来ないレトロなデザインが特徴です。
特にブラックカラーは、マットな質感に赤い「Kalita」ロゴが映えており、インテリア性も抜群。粉受けカップにはカタカナで「カリタ」と印字され、さらにカップのイラストまで描かれていて、クラシックな世界観にどっぷり浸れます。
「味」と「見た目」どちらも妥協したくない人にとって、まさにぴったりのグラインダーといえるでしょう。
実際に使ってよかった点
✅ 安定した粒度で雑味が減る
ナイスカットGの刃は鋭角構造のカット刃で、均一な粒度が出せるのが特徴。ドリップ用に挽くと、微粉が少なく、雑味の出にくいクリアな味に仕上がります。
筆者は以前、安価なグラインダーを使っていたときは、味のブレが気になっていましたが、ナイスカットGに変えてからは、抽出ごとの味の安定性が段違いです。
「この豆、こんなに香り豊かだったんだ」と再発見することも多く、豆の個性を引き出してくれる相棒のような存在になっています。
✅ 香りがしっかり立つ
挽いた瞬間から広がる香りは、まさに至福。朝の静かな時間に、香ばしいコーヒーの香りが部屋中に満ちていく感覚は、何度味わっても幸せなものです。
これは粒度の均一さだけでなく、低速回転で摩擦熱を抑えた設計によるもの。風味や香りを壊さず、最大限に引き出してくれる印象です。
✅ 見た目がかっこよくてテンションが上がる
道具にこだわる人にとって、毎日目にするアイテムの「見た目」はとても重要です。ナイスカットGのブラックモデルは、インテリアとしても完成度が高く、コーヒースペースに置くだけで“絵”になります。
朝起きて、ナイスカットGを眺めながら豆を挽く。それだけで、ちょっとだけ自分を丁寧に扱えている気がして、気持ちが整います。
気になった点
🔺 静電気でチャフや粉が付着しやすい
唯一気になるのは、静電気で挽いた粉の出口付近にチャフ(豆の薄皮)や微粉が付着しやすい点。使用後は、ティッシュなどでさっと拭いておくと次回が楽です。
特に乾燥する冬場は顕著ですが、対策として金属製の容器に移したり、湿度を保った部屋で使用すると軽減されることもあります。
🔺 音がやや大きめ
KG366Jと比べて、やや駆動音は大きめです。といっても日常会話ができるレベルなので、よほど静かな環境でなければ気になりません。
回転の力強さからくる振動も「頼もしさ」を感じる人もいれば、「もう少し静かなら…」と思う人もいるかもしれません。
他のグラインダーと比べてどう?
商品名 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
ナイスカットG(本機) | 粒度の均一性・挽いたときの香り・見た目◎ | ドリップ派・デザイン重視 |
デロンギ KG366J | エスプレッソまで対応・粉の飛び散りが少ない設計 | ラテ・エスプレッソ重視の人 |

それぞれ得意分野が異なりますが、ナイスカットGは「家庭用で、ドリップをとことん楽しむ」用途においては極めてバランスの良い一台といえるでしょう。
どんな人におすすめ?
- ハンドドリップを日常的に楽しむ人
- コーヒーの味の違いをしっかり感じたい人
- 道具の所有感や見た目にもこだわりたい人
- インスタなどで「映えるコーヒーシーン」を作りたい人
- コーヒーの香りから一日を始めたい人
まとめ|ナイスカットGは“見た目も中身も大満足”の一台
カリタ ナイスカットG(ブラック)は、使うたびに気分が上がる美しいデザインと、しっかりおいしいコーヒーを淹れられる実力を兼ね備えたグラインダーです。
静電気や音といった小さな課題はあるものの、それを上回る魅力がぎっしり詰まっています。価格だけ見ればやや高価ですが、「日々の暮らしをちょっと豊かにしたい」「コーヒーの時間をもっと楽しみたい」——そんな人には、本当に心からおすすめできる一台です。