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【知らないと損!】”良い”コーヒーの判断ポイントについて徹底解説


どもども、びーんです。
最近、コーヒーブームをひしひし感じており、わたしの周りでもコーヒーにこだわる方が増えてきました。
周りによく聞かれるのが、「”良い”コーヒー教えて!」というもの。良いコーヒーは何なのか、今回のこちらの質問について回答したいと思います。
残念ながら世の中には”良い”コーヒーとは呼べないコーヒーも多く流通しており、しかも、いいお値段で売られているときもあります。
こちらの短い記事を読んでいただけるだけで、値段に見合ったコーヒーか、そうでないかを判断できるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
それではよろしくお願いします!

結論:”良い”コーヒーの判断ポイントは、「トレーサビリティ(追跡可能性)」「豆のグレードの高さ」

それでは、まず結論です。”良い”コーヒーの判断ポイントは、「トレーサビリティ(追跡可能性)」「豆のグレードの高さ」。

カンタンにいうと、その豆の生産から消費までの過程が追えるかということ、各国で定められている豆のグレードが高いということです。詳しくは下で解説してきますので、興味がある方は、コーヒーでも飲みながら、気軽に読み進めていってください。

”良い”コーヒーの判断ポイントについて解説!

そもそも”良い”コーヒーとは?

コーヒーの値段はコンビニだと100円、高いお店だと1000円以上しますよね。なぜこんなにも値段が違うのか。それはコーヒー豆の素材の違いによるところが大きいです。コーヒーは、コマーシャルコーヒー、プレミアムコーヒー、スペシャルティコーヒーの3種類に分けられます。コマーシャルコーヒーは大量生産され、一般的に流通しているコーヒーで品質は幅広いです。プレミアムコーヒーは生産地や農園が限定されたコーヒーで、比較的品質の高いコーヒーです。スペシャルティコーヒーは栽培から抽出に至るまでの各工程の品質管理が徹底されており、特徴的な風味がある美味しいコーヒーです。名前の通り、3種類の中で一番良いとされているのが、スペシャルティコーヒーです。その理由は、トレーサビリティと豆のグレードの高さにあります。

トレーサビリティ(追跡可能性)について

トレーサビリティはトレーサビリティ(Traceability)とは、トレース(Trace)とアビリティ(Ability)の二つの単語から組み合わせた造語です。
日本語では「追跡可能性」というように言われています。つまり、トレーサビリティ取引についてきちんと情報が管理されているということですです。

コーヒーは一般的に、まず生産地にて、栽培→収穫→精製→選別→保管→輸送という過程を踏みます。そのあと、日本で商社→契約→入荷→保管→焙煎→包装→出荷という工程を経て、やっと我々の手に渡ります。上記の中で、生産地方や農園、豆の精製・選別、焙煎度は豆の味に与える影響が大きいので、顧客のことを考えると、明瞭にする必要があります。しかし、国名と価格しか書かれていない商品が売っているのを見かけますが、情報開示が不十分なので、わたしはそのようなコーヒーは”良い”コーヒーとは思えません。基本的にはそういったコーヒー豆は仕入れないです。(外では飲んだりしますが)情報開示がしっかりしているものとしていないもので、飲み比べをしましたが、やはり情報開示している方が風味がよかったです。皆さんもぜひ飲み比べてみてください。

豆のグレードの高さ

コーヒーの生豆は、各国の基準でグレード評価されます。基準は、国にそれぞれですが、コーヒー豆の大きさ、生産地の標高の高さ、コーヒー豆の欠点数の少なさが多いです。
例えば、コロンビアでは、スクリーンサイズによって等級分けされます。スクリーンサイズとは、コーヒー豆の短辺を測ったサイズになります。スクリーン14~16はエクセルソ・UGQの評価が与えられ、17以上のものは最高評価のエクセルソ・スプレモと認定されます。(ちなみに、スクリーンサイズが13以下の小粒なものは輸出されずに、自国での消費へと回されます)
グアテマラでは、標高の高さでグレード評価されており、標高1350m以上のSHB(ストリクトリーハードビーン)、1200~1350mはHB(ハードビーン)、以下SH(セミハードビーン)などと分類されています。
エチオピアでは、欠点豆の数でグレードを評価しています。300g中の欠点豆の個数が0~3個の場合はG1、4~12個の場合はG2、13~25個はG3と、それ以降G4,G5と続きます。
実際にグレードのみ異なる豆同士でコーヒーを飲み比べしましたが、やはりグレードが高いコーヒーの方が風味がよかったです。皆さんもぜひ飲み比べてみてください。

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました!
本記事では、”良い”コーヒーの判断ポイントを紹介しました。判断ポイントは、「トレーサビリティ(追跡可能性)」と「豆のグレードの高さ」になります。
みなさんの”良い”コーヒーの判断基準の参考にしてもらえたら嬉しいです。ちなみに、こちらの記事で紹介しているフグレンコーヒーさんはトレーサビリティが明瞭です。


ナルトコーヒーさんはグレード表記がしっかりしています。


それではー!!!

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