コーヒーの見つけ方

【もっと早く知りたかった!】自分好みのコーヒーを見つける3つのヒントについて徹底解説!

どもども、びーんです。
こちらでは、普段なんとなくコーヒーを頼んでしまっているけど、自分に合ったコーヒーを頼みたい方に向けて、好みのコーヒーを見つけるヒントについて解説します。
こちらの短い記事を読んでいただけるだけで、評判の良いカフェで注文したコーヒーが好みじゃなかった、、、みたいな事態を避けることができますので、ぜひ最後までご覧ください。
自分好みのコーヒーを見つけるヒントとして、「焙煎度」「産地」「抽出方法」の3つをキーワードとして挙げています。
1つ1つを解説しながら、最後に、わたしが考える自分好みのコーヒーの見つけ方について紹介します。
それではよろしくお願いします!

焙煎度から好みを知る

まずは焙煎度から自分の好みを把握しましょう。
皆さんが普段見るコーヒー豆は、コーヒーの木から取れたコーヒーの生豆を加熱して、焙煎したものになります。
コーヒー生豆の煎り具合を焙煎度(ばいせんど)と呼びます。

コーヒーの木

焙煎度は、コーヒーの味わいを決める要素として大きいです。 焙煎度合いが変わると、コーヒーの酸味や苦みなどの成分量が変わり、味わいの方向性が決まります!
焙煎度は加熱する熱源の温度、加熱する時間などでコントロールします。下の図は手動回転式の直火焙煎機の様子になります。

手動でハンドルをくるくる回して、まんべんなくコーヒーの生豆を煎って、狙いの焙煎度に近づける感じです。焙煎機についてはまた別の記事で解説しますが、手動焙煎機は職人感があってカッコイイですが、20分くらい回し続けないといけないので、めちゃくちゃ疲れます。これは筋トレに近いです!あと、直火なので、注意深く焙煎しないと、焙煎ムラにつながります。
あっ、すみません、脱線しました!!笑
焙煎機についてはコチラで詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

焙煎したコーヒー豆の外観としては、左下図の明るい茶色が浅煎り(あさいり)、右下図の黒っぽいこげ茶が深煎り(ふかいり)で、真ん中下図の中煎り(ちゅういり)になります。
焙煎度としては、浅煎り、中煎り、深煎りの順で高くなります。

浅煎り(あさいり)

中煎り(ちゅういり)

深煎り(ふかいり)

浅煎り、中煎り、深煎りはざっくりとした焙煎度の分け方で、厳密には焙煎度は以下の1~8のような焙煎(ロースト)のレベルに分けられます。
レベル1のライトローストが浅煎り、レベル3のミディアムローストが中煎り、レベル6のフルシティローストが深煎りの目安です。
レベルが高くなるほど、酸味より苦味の成分が増えていきます。日本人が親しみあるのは中深煎りと一般的に言われています。

  1. ライトロースト
  2. シナモンロースト
  3. ミディアムロースト
  4. ハイロースト
  5. シティロースト
  6. フルシティロースト
  7. フレンチロースト
  8. イタリアンロースト

焙煎度ごとに、わたしが好きなお店を紹介しておきますので、良かったら参考にしてみてください。

浅煎り

浅煎りで有名なお店は「フグレンコーヒー」さんです。
わたしも好きでたまにお店に行きます。浅煎りのコーヒーのお手本ですね。いろいろ豆の種類があるので一概には言えないのですが、基本的にはコーヒー豆は浅入りなので、苦さより酸味が強く、ジューシーな果実のような味わいが特徴です。コーヒーだけではなく、雰囲気も良いです。特に、公園や河川敷の近くにある店舗はロケーションも良く、気分転換やデートに最適です。
https://fuglencoffee.jp/

中煎り

特にこれと言って、オススメの店はないです。というより、わたしのお店は中煎り強いですって推しているお店があまりないです。
お気に入りのお店で、中煎りでオーダーするのがおすすめかなと思います。
あとは、ネットなどで頼める珈琲問屋では豆本来の味を味わいたいのであればミディアムローストと推しており、わたしと同じ考えに似ているので、珈琲問屋で頼むのもアリだと思います。
次の章の「産地で好みを知る」で解説しますが、いろんな国を中煎りで飲み比べると、豆の違いを感じられてめちゃくちゃ面白いので、おすすめです!!!

深煎り

個人的に、深煎りでおすすめしたいのは「オブスキュラコーヒー」さんです。
ブラジル、タンザニアの深煎りを飲んだ時の衝撃は忘れられません。
苦味の中にある優しい甘み、最高です。ぜひチェックしてみてください。
https://obscura-coffee.com/

産地から好みを知る

続いては、「産地から好みを知る」です。
コーヒーはコーヒーの栽培に適した気候や土壌を持っているコーヒーベルト(赤道をはさんで北緯25度、南緯25度の間の地帯)で作られています。

南米や中米、アフリカ、アジアなどの地域でコーヒーは栽培されているのです。同じコーヒーでも、産地が違えば味も異なります。
これは日本のお米と似たような話で、北海道産ゆめぴりか、秋田産あきたこまち、新潟産コシヒカリ、同じ日本米でも味わいが違いますよね。
なので、先ほど紹介した焙煎度のほかに、産地で自分の好みを知るという切り口もあるので、同じ焙煎度で飲み比べてみてください。
コーヒー好きな友達がいれば、一緒に飲み比べて、味の違いを話すのとかおすすめです。
味わいについては、人によって感じ方が違うので、細かくは言及せず、それぞれのエリアの有名な産地を下に紹介します。

南米

南米だと、コーヒー大国のブラジル、味に安定感のあるコロンビアなど有名な産地です。
バランスの良いコーヒーが多いイメージで、単体でももちろんOKなのですが、ブレンドのベースで使われることが多いです。
ブラジルだと、定番のブラジルNo.2 17/18。コロンビアだと、スプレモ、エクセレソが有名です。「No.2 17/18」、「スプレモ」、「エクセレソ」は各国のコーヒー規格(豆の大きさや欠点豆の少なさなど)で名前がついています。他国でも産地(国名や農園名)のあとに、そのような規格名がついていることがあります。

中米

ホンジュラス、ジャマイカ、コスタリカ、ニカラグアなどが有名ですね。日本人にとって一番有名どころだと、ジャマイカのブルーマウンテンになります。
ブルーマウンテンは価格は高いですが、コーヒー好きなら一度は飲んでおきたいコーヒー豆になります。

アフリカ

エチオピア、ケニア、タンザニアが有名どころです。
個性的な豆が多く、深煎りより浅中煎りで豆本来の味を楽しみたいエリアです。
先ほど紹介したフグレンコーヒーさんでは、エチオピアやケニアの浅煎りの豆を取り扱っており、苦いコーヒーが得意じゃないって方にはオススメです。

アジア

アジアだと、インドネシア、中国、ベトナム、インドなどが有名ですね。
日本で人気なのは、インドネシアのマンデリンですね。インドネシアはスモーキーなパンチのある味わいが特徴です。
深煎りにしてアイスコーヒーが個人的にはおすすめですね。
あとは、わたしは飲んだことないですが、日本のコーヒーもあるらしいですね。いつか飲んでみたいです。

淹れ方から好みを知る

これまで焙煎度、産地など、コーヒー生産者やロースター(焙煎所)がコントロールするところについて紹介しましたが、ここではサーブする人(実際にコーヒーを提供する人)がコントロールできる、コーヒーの”淹れ方(いれかた)”について解説します。
コーヒーの淹れ方は、たくさんありますが、自宅やお店で飲めそうなものについて取り上げます。

ハンドドリップ

皆さんご存じ、ハンドドリップ!

ハンドドリップ

ハンドドリップは、コーヒー粉の上からお湯をかけてコーヒーフィルターでろ過して抽出する方法です。コーヒーフィルターでろ過しているので、淹れ方にもよりますが、基本的にはコーヒーオイルが取り除かれるので、スッキリした味わいです。
ハンドドリップについてはコチラで詳しく説明していますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

エスプレッソ

エスプレッソとは、一般的に、深煎りで微細に挽いたコーヒー豆に対して沸騰水を加圧状態(9-10気圧程度)で濾すことで抽出方法になります。

エスプレッソ

一言でいうと、濃ゆーいコーヒーですね。
イタリア発祥の抽出方法なので、イタリア人は余裕で飲んでますが、日本人にはなかなか馴染みのない、コクのあるコーヒーになります。
なので、日本ではミルクを淹れて、カフェラテ、カプチーノで飲んでいる人が多いです。わたしは下のデロンギを使って、エスプレッソやカフェラテを楽しんでいます。

カフェでエスプレッソを淹れる所作がかっこいい店員さんは惚れてしまいますよね。そんな店員さんみたいになりたいという方には、こちらの記事がおすすめです。
コチラの記事では、おうちでエスプレッソを淹れることのできるマシンを紹介していますので、興味のある方は参考にしてみてください。

フレンチプレス

フレンチプレスは、コーヒー粉とお湯を入れ、金属フィルターを押し沈めてコーヒーを抽出する方法です。
下はハリオのフレンチプレスです。

フレンチプレスは元々はフランスでコーヒー用の抽出器具として開発されましたが、日本では紅茶用に発売されたので、フレンチプレスといえば紅茶というイメージを持たれる方が多いようです。
コーヒーの抽出でフレンチプレスを使うと、コーヒーオイルも抽出されるので、ハンドドリップよりもコーヒー本来の味わいを楽しめます。
フレンチプレスの使い方は、こちらの記事で紹介していますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

エアロプレス

アメリカのアウトドア用スポーツ玩具メーカーAeroPress社が2000年代になってからリリースした器具で、他の抽出器具と比べると新しめです。抽出器具の大きな特徴は、空気の力を利用して抽出する点で、短時間で安定した味わいのコーヒーを抽出できます。ハンドドリップのように、高度な抽出技術も不要なので、初心者でも扱いやすい代物です。
わたしも持っているエアロプレスゴーが下のものになります。

図のように、コンパクトになるため、アウトドアでコーヒーを楽しみたいときに重宝します。
エアロプレスゴーの使い方は、こちらの記事で紹介していますので、興味のある方は参考にしてみてください。

出典:小川珈琲

出典:小川珈琲

 

ネルドリップ

最後に、マニアックな抽出方法「ネルドリップ」について紹介します。
ネルドリップは、「フランネル」と呼ばれる布のフィルターを使って、コーヒーを抽出する方法です。コーヒーファンから根強い人気のある抽出方法で、今でも純喫茶などに行くとたまに見かけます。下の図のようなものです。

ネルドリップは、基本的にネルを繰り返し使用する事から、水洗いや保管に手間がかかるのがデメリットとしてあります。昔は紙製のフィルターがなく、ネルドリップがかなり主流だったのですが、使い捨てができる紙製フィルターが普及し始めてから、かなり少数の抽出方法になってしまったようです。
ネルドリップで抽出したコーヒーの特長としては、滑らかな舌触りや甘みのある味わいです。紙製フィルターより布のほうがフィルターの目が粗いのでコーヒーオイルも入り、スッキリとした味わいというよりも、そのコーヒー豆本来の味を楽しめます。

自分の好みのコーヒーを知る方法

これまで自分の好みのコーヒーを知る方法として、「焙煎度」「産地」「淹れ方」の切り口を紹介させていただきました。
これらを踏まえて、わたしが考える「自分の好みのコーヒーを知る方法」の具体的な手順について説明します。
その手順はコチラです!!

  1. 淹れ方と産地固定で、焙煎度のみを変えたコーヒーを飲んでみて、好きな焙煎度を選ぶ
  2. 1で選んだ焙煎度で、淹れ方は1と同じにして、産地だけを変えてコーヒーを飲んでみて好みの産地を選ぶ(産地は、まずはざっくりと南米、中米、アフリカ、アジアの4つのエリアとする)
  3. 1と2の好みの焙煎度と産地で、淹れ方だけを変えて飲んでみて、好きな淹れ方を選ぶ
  4. 最後は2の産地をもう少し細かく変えて飲んでみて、最終的な自分の好みのコーヒーを選ぶ

お気に入りのコーヒーのお店で上記の手順を踏めるなら、そのお店で色々試行錯誤してみてください。
逆に、「お気に入りのお店がないんだよなぁ」「お気に入りのコーヒー屋さんは遠くて交通費がかかるんだよなぁ」「忙しくてなかなか買いに行くタイミングがなんだよぁ」という方には、珈琲問屋さんがおすすめです。
珈琲問屋さんでは様々な産地のコーヒー豆を扱っており、焙煎度も指定できます。問屋ということもあって、価格もかなり安いので、こちらでおおよその好みを絞ってから、気になる実店舗で飲んでみるのが最適解かなと思います。下にリンクを貼っておきますので、興味があればぜひチェックしてみてください。

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まとめ

最後までご覧くださってありがとうございます。
今回は、自分に合ったコーヒーを頼みたい方に向けて、好みのコーヒーを見つけるヒントについて解説しました。
今回の記事で、皆さんが自分の好みをコーヒーを把握でき、オシャレなカフェで好みのコーヒーをチョイスでき、一人もしくは仲の良い方と楽しい時間を過ごしていただければ嬉しい限りです。

では、また別の記事でお会いしましょう。それではー!!!

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