ヘインズSHIRO・KURO長袖レビュー|ユニクロに飽きた30代からの「ワンランク上」の無地ロンT
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無地のTシャツは、ユニクロで十分そろいます。実際このブログでも、夏の半袖はエアリズムコットンTを推してきました。
ただ、何年か着ていると「悪くはないけど、なんか物足りない」という気持ちが出てきます。とくに長袖(ロンT)は、1枚で着る時間が長いぶん、生地の差がそのまま印象の差になります。
ただし洗うと少し縮むので1サイズアップ、SHIROは真っ白ではなくナチュラルカラー——この2点だけ先に知っておいてください。
ヘインズ SHIRO・KURO とは|パックTの元祖がつくる「白T」と「黒T」
ヘインズは、パックTシャツ(何枚か袋に入って売られているTシャツ)の元祖といわれるブランドです。その中でSHIROとKUROは、ヘインズが持っている一番古い白Tと黒Tの流れをくむシリーズとして作られています。
長袖の主な仕様は次のとおりです(メーカー公表値)。
- 素材:綿100%
- 生地の厚み:7.0オンス(一般的なTシャツより厚手)
- 丸胴(まるどう)仕様:脇に縫い目がない筒状の編み方
- タグレス:首の後ろの洗濯タグがなく、プリント表示
- 品番:SHIRO=HM4-A201/KURO=HM4-C201
- 価格帯:3,000円前後〜(販売店による)
KUROのほうには「先染め」という作り方が使われています。生地にする前の糸の段階で黒に染めるため、色が繊維の奥まで入り、洗濯を繰り返しても色が抜けにくいという理屈です。黒Tにありがちな「そのうち色が褪せて茶色っぽくなる」問題への回答になっています。
着てわかった5つのこと
① シワがよらない
いちばん驚いたのがここでした。洗って干すだけで、シワが気になりません。生地に厚みと密度があるぶん、細い生地のように折りジワが残らないのだと思います。アイロンを使う場面が今のところありません。
② 少し厚手で「もっちり」、しかも伸びる
7.0オンスなので、手に取るとしっかり重みがあります。ただ硬いわけではなく、もっちりした手触りで、着ると素直に伸びます。厚手なのに窮屈さがない、というのがこの生地のいちばんの特徴です。
丸胴で脇に縫い目がないので、腕を動かしたときの引っかかりもありません。着ていてストレスがない、という言い方がいちばん近いです。
③ コットンの高級感がある(ポリエステル感がない)
ユニクロの機能系インナーやTシャツは、化学繊維が混ざっているものが多く、光の当たり方によってはツヤが出ます。SHIRO・KUROは綿100%なので、そのツヤがありません。
この「ポリエステルっぽくない」という質感が、1枚で着たときの印象を静かに引き上げてくれます。値段は3,000円前後ですが、もう少し上の価格帯に見えるのが正直な感想です。
④ SHIROは「真っ白」ではなくナチュラルカラー
肌なじみがよく柔らかい印象になるので、この色が好きな人にはむしろおすすめです。逆に「パキッとした純白のTシャツが欲しい」という目的なら、期待とはずれます。
⑤ 洗うと少し縮む → 1サイズアップ推奨
綿100%なので、洗濯すると気持ち縮みます。着られなくなるほどではありませんが、ジャストサイズで買うと、洗ったあとに少しタイトに感じるはずです。
いつものサイズより1つ上を選ぶのが無難です。もともとアメリカンなゆったりシルエットなので、1サイズ上げてもだらしなくはなりません。
身長175cm/体重63kg/肩幅は広め。この体型でXLを着用しています。
数字だけ見ると大きめに思えますが、丸胴のゆったりしたシルエットと、洗ったあとの縮みを見込むとこのくらいがちょうどよく収まります。肩幅が普通〜細めの方は、ワンサイズ下げてLでも良いと思います。
長袖は春・秋・冬向き。夏は同じシリーズの半袖がある
正直に書くと、この長袖は夏向きではありません。綿100%で7.0オンスの厚みがあるぶん、汗をかく季節には向きません。
活躍するのは春・秋・冬です。1枚で着てもよし、シャツやスウェットの下に着てもよし。
ただ、SHIRO・KUROには半袖もあります。生地は同じ綿100%・7.0オンスで、丸胴・タグレスの作りも共通。袖の長さが違うだけなので、ここまで書いた「シワがよらない」「もっちりして伸びる」「ツヤがない」はそのまま当てはまります。夏に質感を上げたいなら、半袖のSHIRO・KUROが素直な選択肢です。
夏の半袖を探している方はこちらへ。ユニクロのTシャツ7種類を厚さとシルエットで比べたうえで、ヘインズの半袖SHIRO・KUROも紹介しているユニクロでシワにならないTシャツを探してる人へもどうぞ。
こんな人に向いている/向いていない
- 向いている:ユニクロの無地Tに飽きてきた人/もう一段いい質感がほしい人/化繊のツヤが苦手な人/黒Tの色褪せにうんざりしている人(KURO)
- 向いていない:夏に着る薄手がほしい人/パキッとした純白がほしい人(SHIRO)/1枚1,000円台に抑えたい人
SHIRO(白)|生成りに近い、やわらかい白
ナチュラルカラーの白。1枚で着ても下に着ても使えます。サイズは1つ上を選んでください。
KURO(黒)|先染めで色が抜けにくい黒
黒Tの寿命を決めるのは色褪せです。糸の段階で染めてある分、そこに強いのがKUROです。
まとめ|「ユニクロの次の1枚」としてちょうどいい
- シワがよらず、洗って干すだけで着られる
- 7.0オンスで厚手なのに、もっちりして伸びる
- 綿100%でツヤがなく、値段以上に見える
- SHIROは真っ白ではなくナチュラルカラー
- 洗うと少し縮むので1サイズアップが正解
- 長袖は春・秋・冬向き。夏は同じ生地の半袖を選べばいい
ユニクロを否定する話ではありません。ユニクロで土台をそろえたうえで、「1枚だけ、質感の違うものを混ぜる」という使い方がいちばん効きます。その1枚として、この長袖はちょうどいい位置にあります。
シャツのシワで困っている方はこちら。私物6枚を実際に洗って比べたユニクロのシワになりにくいシャツ比較【私物6枚ランキング】もあわせてどうぞ。





